「はやり目」とは?知らないうちにうつさない・うつらないために

 

夏の時期に多く、感染力が強い「流行性角結膜炎(はやり目)」は、アデノウイルスが原因で起こる眼の感染症。特に、学校や保育園などで集団感染が起こりやすく、感染者が触れたタオルやドアノブを介してもウイルスが広がります。最近では夏以外の季節にも流行することがあり、年間を通じて注意が必要な感染症となっています。

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今回は、医学博士で眼科専門医の有田玲子先生に、はやり目とはなにか、また予防につながる日々の目元ケアについても、わかりやすく解説していただきました。

 

医学博士 眼科専門医 有田玲子(ありた れいこ)

ドライアイ、とくに涙あぶらの分野では世界屈指の専門家。
ドライアイに関する英文論文は80本以上など、ドライアイに関する眼科研究の世界的第一人者。
ドライアイに関する正しい知識の一般のかたへの啓発、ホームケアから最先端の医療機器の普及などで活動するLIME研究会代表。
以前は東大病院、慶應大学病院でドライアイ・MGD専門外来を担当し、国際的ドライアイガイドライン作成委員も複数回つとめ、日本のMGDガイドラインの作成委員会の主要メンバー。現在はさいたま市の伊藤医院で内科の父とともに眼科を担当。

有田玲子オフィシャルサイト
https://aritareiko.com/

はやり目とは?どうやって感染するの?


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医学博士 眼科専門医 有田 玲子先生

「はやり目(流行性角結膜炎)」とは、アデノウイルスによって引き起こされる感染症です。目の充血や強い目やになどの症状を伴い、主に目や手を介した接触感染によって広がります。感染者が目をこすった手で触れたタオルやドアノブなどからウイルスが他者に伝わるケースが多く、感染力が非常に強いため、学校や職場などで集団感染を引き起こすこともあります。潜伏期間は2~14週間程度で、発症前から他人にうつす可能性がある点にも注意が必要です。

夏には、同じアデノウイルス感染症の一種である「プール熱(咽頭結膜熱)」も流行します。プールでの接触やタオルの共有などで感染が広がりやすいため、この名前で呼ばれますが、こちらは目の充血に加え、発熱やのどの痛みといった全身症状も特徴です。飛沫感染やプールの水を介した感染が多く見られ、特に子どもたちが集まる夏場のプール施設などで流行する傾向があります。

どちらも共通して感染力が強いため、こまめな手洗いやタオルの共有を避けること、症状がある場合は早めに医療機関を受診し、登園・登校を控えることが大切です。

はやり目の予防に重要なのは?

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医学博士 眼科専門医 有田 玲子先生

はやり目(流行性角結膜炎)の予防には、接触感染を防ぐことが最も重要です。手洗いや消毒を徹底し、患者との接触を避けることが大切です。また、目を触らないように意識し、タオルや洗面器などの共用を避けることも効果的です。

 

予防の基本は接触感染予防の徹底です。手洗い、消毒をきちんと行います。患者は、他の人への感染を防ぐため、手で目をこすらない、タオルの共用を避ける、お風呂などは最後に入るなどしてください。

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