春の花粉によるつらい症状の主な原因である、スギやヒノキの花粉の飛散がまもなく始まります。今年は、1月下旬には全国にさきがけて静岡県でスギ花粉の飛散が始まり、2月上旬には九州や中国・四国の一部、東海、関東でも飛散が開始するとみられています。花粉飛散量は、過去10年の平均と比較して全国的に多いとの予想で、花粉による症状に悩む方々にとっては厳しい春になりそうです。(出典:ウェザーニュース)
日本人の6割が何らかの花粉による症状に苦しんでいるといわれていますが、実際のケアは症状が出てから、という方が多いのではないでしょうか。しかし、症状を最小限に抑えるためには、花粉が飛散する時期より前に予防策を講じることが重要であることをご存知でしたか?

今回は、医学博士で眼科専門医の有田玲子先生に、春の花粉による症状や、今から始められる対策についてわかりやすく解説していただきました。

ドライアイ、とくに涙あぶらの分野では世界屈指の専門家。
ドライアイに関する英文論文は80本以上など、ドライアイに関する眼科研究の世界的第一人者。
ドライアイに関する正しい知識の一般のかたへの啓発、ホームケアから最先端の医療機器の普及などで活動するLIME研究会代表。
以前は東大病院、慶應大学病院でドライアイ・MGD専門外来を担当し、国際的ドライアイガイドライン作成委員も複数回つとめ、日本のMGDガイドラインの作成委員会の主要メンバー。現在はさいたま市の伊藤医院で内科の父とともに眼科を担当。
有田玲子オフィシャルサイト
https://aritareiko.com/
春はアレルギーの原因が多い季節


花粉による症状は、花粉が原因によるアレルギー疾患です。花粉が体内に入ると、免疫システムが過剰に反応し、ヒスタミンなどの物質が放出されます。そして、それにより引き起こされるアレルギー症状がさらなる刺激となり、アレルギー反応を繰り返す悪循環を引き起こします。そのため、花粉による症状は治療開始が遅くなるほど重症化してしまう傾向にあります。
春は花粉だけでなく、黄砂の飛来もピークに達する時期です。また、家の中で過ごす時間が長くなる冬から春にかけての時期は、ハウスダストが蓄積しやすい環境でもあり、多くのアレルギー物質が混在する季節です。
花粉による症状は早めのケアが重要!


対策として、アレルギーの原因となる花粉を物理的に取り除くことが、花粉による症状を和らげるために非常に効果的であり、予防にも役立ちます。
しかし、現実には花粉から完全に身を守ることはできません。最も有効的なのは、体に付着した花粉をこまめに落としたり、洗い流すこと。目元に付着した花粉も洗い流す必要がありますが、外出先など屋外で目に花粉が入ってしまった場合は、防腐剤フリーのシートタイプの目元専用製品を使って拭き取るのが良いでしょう。
花粉による症状を重症化させないためには、シーズン前のいまからケアを始めることが重要です。ウェブサイトなどで、お住いの地域の花粉飛散に関する情報を確認して、早めの対策をたてましょう。花粉シーズンを快適に乗り切るためには、毎日のちょっとしたケアが大きな効果を生む一歩となります。



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