夏に流行しやすい「はやり目(流行性角結膜炎)」は、アデノウイルスによる急性の結膜炎で、人から人へうつる強い感染力を持つ病気です。充血や大量の目やに、涙が止まらないといった症状が特徴で、放置すると角膜に白い斑点が残り、視力低下につながることもあります。 今回は、医学博士で眼科専門医の有田玲子先生が、はやり目と通常の結膜炎の違いや、眼科での治療、家庭でできるケアや感染予防のポイントについてわかりやすく解説します。 ご家族内での感染拡大を防ぎ、症状を少しでも緩和して快適に過ごすためのリッドハイジーン(目元の衛生ケア)の方法についてもご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。